「さて、どこに行く?」
「…う〜ん。」
〜
去年、ヴァナで再会したえりさんとの一枚。
たしか秋頃だったか。
また会えたのは嬉しかったけど、
当時自分の中でのFF11というのは「終わったゲーム」になってて。
これから何かをやろう、という気にはなれなかったんです。
言い訳ですけど。
時は流れ一年後。
自分が突然ヴァナへ戻ることになり、
今の世界の空気に少しずつ馴染み始めた頃、
はたと、気づきました。
ほぼ無人のLS。
そして激変した世界の情勢。
(えりさん、この中でずっと一人でやってたのか…?)
その後、当時の当ブログの記事やもらったメッセージ、
たまたま撮ってたこの写真を見ながら、
最後にあった時のことを思い返す。
あの時は自分の「やる気の無さ」が出まくっていて、
正直、あまり話をマジメに聞いてない部分もあった。
「ふうーん。でも俺もうこのゲームやらんしなあ」みたいな。
少しばかり態度が悪かったかもしれないな。
「もう会えないかも知れないよ?」
確か、別れ際にそう言っていたような気がする。
機会があればそのうちにまた、と言いながらも時間が流れて
もしかしたら…
…もしかしたら俺は…。
リアルでも、ヴァナでも、かつて居た場所とは全く違う環境の中で、
自分を頼ってきてくれた人のことを
ないがしろにしてしまったんじゃないか?
もしそうだったら…。
〜
もしそうだったら…謝らなければならない。
そう思った瞬間、猛烈な罪悪感とか、申し訳なさで
アタマがいっぱいになってしまって。
「この馬鹿野郎が!」と一年前の自分を殴ってやりたいですね。ええ。
今はね。
居てもたってもいられなくなって、
昔のガラケーを引きずり出し、
相当前にもらったメールアドレスを探し当ててメッセージを送ると
送信不可。
そりゃそうだ。3年前のだし。変更した可能性は高い。
ならば、と久しぶりにれちさんに連絡を取ると
れちさんも連絡を取ってなかったみたいで。
そこでつながりは切れてしまいました。
しかし、幸いにしてここがある。
今の自分の気持ちをここに残しておけば、
何かの拍子にちょろっと来た時、見てくれるかもしれない。
ここがなきゃ、謝ることすらできなかった。一生。
ブログやっててよかったと思いましたね。
えりさん、もし俺を頼りにしてくれていたんだとしたら、
結果的に裏切る形になって本当に申し訳ないです。
戻って来い、とは言いませんが
もし、またヴァナに戻る気になってくれたのなら…。
その時は、以前言っていたように、
空だろうが、海だろうが、どこへでも案内させてもらいます。
そのための準備だけは、しておきますから。